10年間使い続けているVAIO 505DX

20世紀末に購入したVAIO 505DXはデータ計測マシンとして尚も現役。通常業務には使えませんけどね。。。

Pentium II 333 MHz, 12GB HDD, 382 MB RAMという構成です。途中大した不具合もなく、よく海を渡って稼働しているなと関心します。

もう10年たったら、Computer Museumに寄贈できんかな。 


今回の任務は、Linear TechnologyのLTZ1000というvoltage refrenceのデータを記録することです。LTZ1000は, LT1021, AD587のようなall-in-one型のvoltage referenceとは違って、外部回路を必要とする代物です。しかも値段が高い。重さにして5gもないのに、1個当りの価格が$50を超えます。それはさておき、運良くLTZ1000の回路が、組み上がった瞬間に動き始めてくれたようです。これで期待する1e-6以上の安定性が1mHz以下の低周波域でも出るかも。。。データは平均化しないといけないので1 mHz域のデータをとるだけでも半日くらいは放置した方が無難です。LT1021などに比べてLTZ1000がどれくらい優れているかはすぐにはわかりませんが、目視でスコープの数字を眺めている限りではかなりよさげ。。。