第1打はドライバーでうたないといけません!? (そんなルールは存在しない)
ゴルフをする目的は第一に少ないストローク数で18ホールをプレイすることでしょう.それに次いで(もしくはそれ以上に)重要なのは如何にしてドライバーで250ヤード, 300ヤード飛ばすことでしょう.
しかしながら,私は100-shooter(="まだ"100すら切ることができないへっぽこゴルファー)ということでクラブは7本(Putterを除く)だけ使用していて, 残りのアイアン(3,4,6,8)は押入に眠っています.つまりはクラブはハーフセットで使用していてウッドは(比較的)打ち易い3W,7Wを使います. 理由としては,
- ドライバーを振ってもフェアウェイにのこる確率が低い.
- 平均距離とX-Yのバラツキを3-Woodと比較した場合, 大差が ないか、むしろ3-Woodのほうがよろしい.
- 昔から平均で200ヤード飛べばシングルになれるといわれている.
- ゴルフは How Far を竸うゲームではなくて, How Accurate を竸うものである. すなわち"飛ぶ"からといって必ずしも 有利に働くとは限らない (だから面白い)
- 3-Wood/7-Woodで(同伴者の)ドライバー以上に飛ばすとアル意味快感である.
- 私は飛ばしたいがために経済的投資をすることに積極的でない.さらにスコアを下げることへのSensitivityを考えると, どう考えてもショートゲーム, 100ヤード以内のショットを訓練した方が楽であり効果が期待でき, さらに練習場でボールを買う必要がない.
- 80を切るように上達してきてからでいいと予想する. 90程度(ハンデ18)で回るならボギープレーで十分. すなわちPar4なら3オン2パットが基本となる. そう考えたときに第1打目で200ヤード弱まっすぐ移動していればよいという計算である. 3打目のアプローチがピンそばによるかもしれない.Parはおまけ.
- 自分のゴルフの目的はスコアを縮めることであり,そのためにはティーショットはミスしない(できれば200ヤード程度を無難にフェアウェーに運ぶ)ことと,ショートゲームの質を向上させなくてはならない.よって確率の悪いドライバーはまだ要らない.
- 1mのパットの確率があがれば1ラウンドあたり5-10打は縮められる. ドライバーで300ヤード飛ばせたからといってParがとれる保証はない.ましてや1ラウンドで5打もちぢめられるかどうかは疑わしい.
- 数年前, PCのCPUクロック数がまさにムーアの法則に従って上昇していたっころに顕著だったと思うのだが, 例えば PentiumIII 650 MHz と Pentium III 677 MHz の速度差を比べてみたときに大差がない. が価格は数万円の差があるという現状をよくKakaku.comで見た. ドライバーにお金をかけたり, 頻繁に買い替えるというのは趣味だから仕方ないのだが, スコアを縮めるという観点ではさほど有効でない. 大事なのは基板, メモリ, OSとのバランスであり, ゴルフでもバランス(スィングメカニックス, ショートゲーム, 戦略, メンタルコントロールなど)が大切.
- USGAのルールブックを一読した限りでは, 第1打を必ずドライバーで打たなければならないという条項は見当たらない.