CMSとしてのMovable Typeの威力

seihiguchi2005-06-02



Blogツールとして広く利用されているMovableType(MT)ですが, このサイトではそれをCMS(Contents Management System)として使っています. 以前まではwebページはというと手打ちでがりがり書いていたわけですが, MTをCMSとして使うと驚ほど更新の作業が楽になりまし, Blogとしての機能も最大限に活用することができます(このサイトもBlog化が進行中...).


世間一般ではMTはブログのツールと位置づけられているかもしれませんが, 個人的見解では, ブログはMTが提供できる機能の1つであって, 本来の姿はコンテンツ管理システム(CMS)だと思っています.


MTでできるのは静的コンテンツの作成だけでなく, 動的コンテンツもサポートできます. 手軽に使えるPHPも当然使うことができ, 手打ちをしていたときと同じ様にソースを分割(テンプレートを分割)して作成, include()関数で繋げるということも容易です.


実際には $MTInclude というモジュールを読み込むタグがMTに準備されているのでそちらを使っておりますが...


もともとはOSWD.orgで拾ってきたデザインを基に, 右上のようなwebページを作成していたのですが,コンテンツをいちいちテキストエディタで編集するのは面倒でした。さらにファイルをリモートマシンへコピーするのは大変ではないですが, さらに手間がかかります。そこで注目したのがCMS(Contents Management System)の1つである, MovableType。基本的なテンプレートファイルを作っておけば、ブラウザだけで更新・管理ができるという優れもの。さらに, MTタグというMT独自の命令(タグ)を使えればMTの便利な機能, 例えばサイト内の検索, アーカイブの自動作成などなど、面倒なことを簡単にすることができます。


また写真などのファイルをアップロードするのも楽々で, 写真をページに張り付けることも容易にできます。


このページ自体もまだまだ手を加えるべき部分がたくさんあり, コンテンツ作成そのものに専念できるようになるためにはまだ時間がかかりそうです。


この構成でよいというならスタイルシートを編集するだけでOKですが, CMSとして使うとなった場合など, 完全に自分好みのデザインで行こうとするならば、フルスクラッチに近い労力が必要かもしれません。一度完成したらば、管理、記事の追加/編集はとるに足らないものになるでしょう。

リンク

Six Apart

OSWD.org