無題 (感謝をせよ。)

seihiguchi2006-02-08


春らしくなった今日このごろ, 苦手な3I(=練習専用の道具((3-ironのような長くてミスに厳しい, 難しいクラブがしっかり打てれば、短いクラブもちゃんと打てるようになる.)))の打ち方を教えてもらってたときのこと.


ふと、芝生を眺めていたら突如15ydsくら先に"もぐら"らしき小動物がぴょこぴょこ出現してきた. リスや猫がドライビングレンジ上を縦横無尽に駆け回るのはめずらしいくないことなのだが、もぐらは初めてである.


手を休めてしばらく凝視していたわけなのだが......、突如ある野郎が「THIS IS A BAD GUY!」と言いうやいなや、手に持っていたクラブでその小動物を叩き潰したのである..... おいおい、a bad guy なんて, 「それは鏡に向かって言いいましょう」.


本人の言い分としては、地面に穴をほりまくって、その穴に打ったボールがみんな転がりこんでしまう, みんなの迷惑だ, と. こんな輩にはスポーツをする資格はないんじゃないかな.


そもそも自然を切り開いて、広大なゴルフコースを造設しまくり, 動植物の棲息環境, 生態系に「迷惑」をかけているのは人間である. 大袈裟な言い方ではあるが、ゴルフコースで至福のひとときを過ごすことができるのは、いくつもの「尊い犠牲」の上に成立していることを忘れてはいけないな、と思ってしまった.