80を切るには (What it takes to break 80): パーオン率(Greens in Regulations, GIRs)とパット数
80を切るには何をすればよいか？
いろいろ成すべきことはあるはずであろうが、GolfDigestの記事によると単純に２つのことが言えるらしい。膨大なデータを基にした結果によると、GIRs (Greens In Regulation, パー・オンの数) でおよそのスコアが決まるようだ。言い換えると、１８ホールのスコアとGIRsの２つの量の間には、非常に高い相関関係が存在する。80を切るために必要なGIRsは、平均的に８。それに対応するパット数は32。パットよりもGIRsの方が重要なようだ。
http://www.golfdigest.com/instruction/breaking/index.ssf?/instruction/breaking/gd200605break80.html
http://www.golfdigest.com/instruction/breaking/index.ssf?/instruction/breaking/gd200605break80greens.html
http://www.golfdigest.com/instruction/breaking/index.ssf?/instruction/breaking/gd200605break80putts.htmlMost golfers think putting is the biggest factor in scoring, but greens in regulation (GIRs) are much more important. So important, you almost don't need to look at anything else to predict your score.
この相関関係を数式で表すと (“Riccio’s Rule”):
[スコア] = 95 – 2 x [GIRs]
となる。つまり、
- 90を切るには、GIRs=3
- 80を切るには、GIRs=8
- 70を切るには、GIRs=13
- 100を切るには、パー・オンの必要はなし…?
さて、過去の結果を振り返ると、
| スコア | GIRs | パット数 | スコア期待値 |
|---|---|---|---|
| 89 | 3 | 33 | 89 |
| 95 | 5 | 35 | 85 |
| 91 | 1 | 31 | 93 |
| 85 | 6 | 36 | 85 |
| 86 | 6 | 32 | 83 |
| 90 | 4 | 35 | 87 |
| 91 | 5 | 33 | 85 |
| 86 | 7 | 38 | 81 |
| 89.1 | 4.63 | 34.13 | 86 |
(最後の列は平均値)
もう一度、スコア７９に達するためには、
- GIRs = 8
- パット=32
が必要。パットは、平均的に2-3打縮めればよいわけで、まだ１ラウンド2,3回は３パットをしでかしたりするから、比較的敷居は低い。パット数とスコアの関係の表によると、平均して34パット程度だと平均スコアは86あたりになるので、1ラウンドで3パットくらい縮められるようにすればよい。
これはどう考えてもロングゲームとアプローチの鍛錬が必要の模様。。。GIRsの平均が4.6なのに、平均スコアがRiccio’s Ruleよりも3打も多いのは、ショット力が弱いといえる。
