PowerBookのHDDを交換する (2/2)


さて、IDEケーブルを保護しているセロファンテープをはがします(後で元に戻すので捨てない)。


マザーボードからIDEケーブルのコネクターを外します。


いよいよHDDを取り出すのですが、向かって右側から持ち上げて引き抜くようにしました。


これが取り出した後の様子です。


HDDの背面には絶縁用の薄いプラスチックがネジ止めされていますので、取り外して新しいHDDに取り付けます。


先ほどとは逆の手順で新しいHDDを挿入します。

ネジ止めを施して、さていよいよ電源をつけたのですが、


電源が入らない。。。。。。



再度ネジを全部外して、棺桶のふたを開けて調べてみると、どうもキーボードとマザーボードをつなぐ配線のコネクターが抜けかけていたようです。ここが緩いと電源が入らないような仕組みになっている模様。

インストールが最後まで完全にできるかどうか不安なので、ネジ止めをせずふたを開けたままの状態でOS Xをインストールします。HDDを2パーティションにわけまして、ディスクの先頭側にシステムをインストールしました(この場合、古いHDDではシステムが起動しないか、インストールディスク2までプロセスが進行しない)。



1枚目のインストールが終わり、無事に2枚目の挿入が促されました。


インストール成功です。


やっぱりこれは、Seagate製のHDDの故障でしたな。


結論としてPowerBookの内蔵HDDは割と容易に交換ができるということで。また、FireWire HDDを常備しておくのは特に重要かと (緊急時に外部HDDからOSを起動できるし), 特に自宅にPCが1台しかない場合は。