時給$300の確定申告をする。

さて2006年度の確定申告を行った。私のVISAステータスはF-1, 非移民であるため

  • 1040NR-EZ (連邦税)
  • 540NR (short form、州税)

を使って申告した。F-1 Visa保持者の場合、滞在の最初の5年間はNon-residentとして申告しないといけない。来年からは私もResident用の、例えば一般の1040EZ, 1040Aなんかを使って申告することができる。


確定申告というと面倒で悩ましい作業ではあるのだが、個人的にはかなり楽しい時期だ。なぜなら、(恥ずかしながら)人生史上で最高に割のいい作業(仕事)だからだ。私はステータスの関係上、Tax Advantageがないに等しい。故に申告の書類作成にかかる時間はほんの数時間、2時間もあれば終ることもある。また、RA (Research Assistantship)でえられる給料は源泉徴収されるのだが、毎年毎年”必要以上に多く”とられるため説明書通りに書類を作成するとかなりの額が返還されるのだ。大体一月分の給料くらいの額が戻る。この「返還の金額」に対する「作業に要する時間」というのは、ざっくり1時間あたりに$200-$400を稼ぐ(?)ことに相当する。


冷静に考えると、返還される税金は元々は$20/時間くらいの割合で働いた結果である。さらにそこに数時間の書類作成の労力を経て返金されるため、単に余計な労力がかかっているだけではあるのだが、私にとっては「棚からぼたもち」な感覚なのだ。だって、1年で13回給料日があることになりますから。


先日ある人の確定申告の作業の一部を見せてもらったが、被雇用者 (employee) と雇用者 (employer)の間では随分と(雲泥の)差があるなと率直に思った。普通に会社勤めをする場合、この地域では収入の約40%は税金でとられるらしい。言い換えると、1年の内、4.8ヶ月は単に税金を払うために働く。さらにこれに消費税8.25%とかが加わるとデフォルトで45-50%が税金として消える。一方で、 ビジネスオーナー(自分で会社を経営したりとか、個人事業とか)になるとこの税率に対して色々と「技」が使える。結果的に40%の税率が実質30%や20%とか、大幅に税金をセーブ(余計な出費)できる。法律には合法的な抜け道があり、さらにその抜け道を最大限に活用できるのはビジネスオーナだ。


社会に出る前にこのあたりの事情や法律も詳しく知っておきたいな。


「税金を制する者が資産を制する」のか...?