17-year-old to present at science conference: 高校生のインターン生についてABC Newsからインタビューされました。
今年の夏に研究室で高校生のインターンを受け入れました (以下の関連エントリ参照)。
その内の一人, Hassany君がAmerican Geophysical Union's Bright Students Training as Research Scientist (Bright Stars Program)というのに応募、先日San Franciscoで行われたconferenceで夏にとりくんだ研究の発表をしました。発表の内容はLISA (Laser Interferometer Space Antenna)について。時間の都合で現場にかけつけることはできませんでしたが、よくやったことでしょう。
- 2007年8月9日のエントリ:
インターンシップのプログラムが終った: 2007 Summer Research Internship Program
http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20070809/1186731008
- 2007年6月4日のエントリ:
高校生のインターンシップを受け入れる - Stanford Science Outreach Program (しかもpaid intern)
http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20070604/1180992341
彼自身がオフラインでインタビューを受けたときに、私の名前を挙げたため、私自身もインタビューを受ける事になりました。
なんてこった (OMG)。
というわけで、わずか数秒ですがABC 7 Newsにオンエアーされました。この日来ていたセーターは脂肪がついていない部分に肉がついているように見えてしまう。。。
17-year-old to present at science conference
http://abclocal.go.com/kgo/story?section=news/local&id=5832326
僕が喋っている部分に「字幕」が入っていなくてよかったと、一安心。さらにどうでもいい話、私の専攻は「Applied Physics」ではなくて、「Aeronautics & Astronautics」なんだけど。レポーターの方には名刺も渡したのに。。。
高校生の時代から大学(院)にいって研究活動をするなどとは、少なくとも僕のいたころは考えられもしなかったことです。今の日本の現状はよくしりませんが、こういう先端のこと、ちょっと上のレベルの世界に触れさせて挙げる機会を増やしてあげるのはとてもいいことです。このインターンがまた給料付きというのがすごいのではありますが、タダでもいいから大学の環境を体験してみたいと思う子供達はたくさんいるはずです。そうすれば、「少なくとも周りのみんなが大学へとりあえずいくから自分もいくけど、何をしたらいいかわからない (から麻雀ばっかりやってしまう)」という子供たちが減るでしょう。勿論、最初に高校生のための問題設定をするのはかなり大変ですが、ちょっと受け入れる側が骨を折るだけで、彼らの将来の選択肢はbig bangの如く膨張します。他にインターンに来ていた子は、早々と航空宇宙系の大学に進学することを決めたとか。
この夏は研究がかなり足踏みしましたが、「paid offしたな」と思いました。
リンク:
- Bright Students Training as Research Scientists (Bright STaRS): http://www.agu.org/sci_soc/education/brightstars.html