宇宙へ舞台を広げることは意義があるのか?

seihiguchi2006-01-24


1週間、blogを書かないというのは自己嫌悪に陥りそうなので何か書いておこう。別に義務/命令で書くわけではなく、(自分の場合は)「ただ楽しい」ということと、普段「頭の中に浮かんだ考えや画像情報(世界の誰か数人にとっては有益...かもしれない、そうでもない情報)」なんかを忘れないように記録するためということと、95%の自己満足である。Blogというのは不思議なもので、そのヒトの個性が現れてしまうものだと思う。だから、さぼったり(更新がとぎれとぎれだったり)すると、なんかこう継続力を持続できない自分の醜態を(仮想世界の)公にさらしているようで嫌ーな気分だ。それが現在の自分のスペックであり、よくないものはよくないと認めて直さなければ(治さなければ)ならないのだが。

しかしながら、今日はオオボケを3つやらかした。1)賞味期限が2003年3月という化石のような高野豆腐をつかって平気で煮物を作り(1口だけ)食してしまったこと。普通は煮ている最中に異臭がするので食う前には最低わかるはずなのだが、1口たべて「これは。。。!?」と思ったときに初めて部屋に異臭が漂っていることに気がついた、他人に作ってあげなかったのが不幸中の幸い、2)銀行口座を操作しているときに、疲労ボケで「誤操作」をしてしまい余計な仕事を作ってしまったこと、どこぞの銀行じゃあるまいし、、、 3) スケジュール管理/仕事の優先順位管理がメタメタメタメタメタ。明日から直す。


と前置きが長くなってしまったが、掲題の「宇宙へ行くことのメリット」。これには幾つか大きな理由があるが、本日は列挙するだけ(にして早く寝る)。

  1. 世界人口増加およびヒトの活動拡大にともない、地球の自浄作用を超えた環境負荷を(地球に)与え続けることになり、地球は青い水の惑星とは呼べなくなってしまうかもしれない。宇宙空間を人類の第2の故郷とすることは(=宇宙移民、スペースノイドの誕生)、地上での破壊活動(というのは大げさかもしれないが)を減速させ、地球環境を浄化することに貢献できる。無論、宇宙空間でも同様の汚染を続けていては元も個もないのだが。
  2. 宇宙空間では、太陽エネルギーを地上よりも有効に利用することが期待できる。(あとで調査したいのだが)宇宙空間で太陽光発電した電気エネルギーをマイクロ波を利用して送電する構想があったりする。非現実的なアイディアがより現実味を帯びてきたらしい。
  3. 月(や火星)を生活活動の拠点として利用できるし、またあらたな鉱物資源を得ることが期待できる。
  4. 上記のような「人類の永続的生存を確保する」といった人類益に加えて、経済活動という面でも多々の可能性を拡大することができる。例えば、ビジネス。もう始まっている「宇宙旅行ビジネス」からスタートし、割と楽に宇宙へ行くことができるようになれば、次は「宇宙ホテル」産業が活躍を初める。民間人が宇宙に長期滞在ができるようになると、今度は「娯楽」に進むまえに、「衣」と「食」を確保することに関心が向くだろう。多分「食」が優先されるかな。
  5. 宇宙ホテルと一言でいっても、実は様々な研究分野を広げる可能性がある。「人口重力発生の制御」、「無重力空間のでの植生」、「宇宙用農業プラントの開発」、「宇宙線などの人体への影響調査(人体実験になってしまう恐れがあるが)」、「宇宙空間での構造力学、構造学、また専門の建築デザイン」、「ホテルの電力をまかなう太陽光発電システムの開発」、「地上と宇宙を結ぶ通信ネットワーク」、「無重力空間でもブルースクリーンにならないWindows OS(WindowsとかPCとかがまだ存在しているとして)」などなど。儲かるかどうかは(実際は別にできないが)別として、「面白いこと」が盛りだくさんだ。

宇宙開発、さらには移民などという壮大なことを成し遂げていくには、資金はもちろんのこと、大衆の関心と「低コストおよび高い信頼性と耐久性を備えた、地上と宇宙(そら)を往復する輸送手段」が不可欠である。「交通の便のよさ」は重要です。

(続く)