正確性と飛距離を向上させるドリル - creating lag - THE 'L' DRILL

seihiguchi2006-01-27



1/13にVijay Singhのスィング写真を例にして、自分のスィングはリリースのタイミングが早すぎるためにエネルギー伝達効率と加速性が悪くなり飛距離を大幅に損していると書いた項 (http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20060113/1137225097) の続き。


右は, Sergio Garciaのスィングの切り抜きなのだが、手首はほぼインパクト時と同じ位置にまで回転しているのだが、クラブはスィングを始動した角度から殆ど変わっていない。この状態からインパクト(さらにフィニッシュ)まで、さらに加速できるスペースを余している。これは記事によると creating lag というらしいのだが、要は「タメ」をつくるといった意味か。


「Breaking 90」のTipsには、「THE 'L' DRILL」というこの「タメ」を練習するアドバイスが紹介されていた。

THE 'L' DRILL TEACHES HANDS AND ARMS

Stick a tee in the vent hole of your 8-iron grip, then swing the club back to a three-quarter position. The shaft and your right forearm should form a 90-degree angle. Allow your body to turn as a result of your arm swing - no independent body coiling. From this position, swing the club briskly to a three-quarter finish. Again, the shaft and your left forearm form a 90-degree angle. At both the backswing and finish positions, the tee should point at the ball-target line. Using this drill, hit balls off a tee. In short time, you will be amazed in your swing speed and the consistency of your shots.

出典
Breaking 100, 90, 80: Taking Your Game to the Next Level with the Best Teachers in Golf

Breaking 100, 90, 80: Taking Your Game to the Next Level with the Best Teachers in Golf

加えて、自分の場合、腰が先に回転してしまい、体と手の動きがかなりバラバラ、シンクロしていない。このドリルに加えて、意識的に手打ちをするようにしてシンクロの練習もしてみたりしている。


先日, 学校のコースで練習ラウンドをしたときに一緒に回った人からは、「You have a really nice golf swing!」と一言褒められた.....ので、一応さまにはなっているんだろう。その人、難しいStanfordのコースを34 (ボギーなしの1バーディ, Par=35)で回っていた*1。恐ろしい男だ。とにかくアプローチとパットの精度が抜群で、グリーン周りの技がすごい *2。本心では、「(ちゃんとボールが打てるんだから)もっといいスコアで回れよなぁ〜」と思われていたかも。すんません、47*3です。グリーン周りの小技(および賢い戦略判断)次第で楽にハーフで5打は縮められるはずだ。

*1:Front-9だけをプレーしたのでPar=35になる. Stanford Golf courseをレギュラーティーで回ると、コースの難しさを現すスロープは133なのだが、このコースは数字が示す以上に難しい。http://www.stanfordgolfcourse.com/

*2:ちなみに、その人のGIR (Green in Regulation) は4/9, 44.4%

*3:ボギーを自分のパー, つまり90前後でラウンドできるレベル、とすると2オーバー