英語の間違い - toss/toast & yardage book

seihiguchi2006-02-07

ゴミ箱に突っ込んじまえぇ

最近、オフィスの引っ越しをせまられて、地下B1から窓のある地上1Fへ移動した. そのとき同じ部屋に棲んでいた同僚ら(というか院生)と要らないものを「捨てる」ことになった. で、皆がそろって、「これトーストしてええよなぁ?」と言う. それを聞いて「へぇ、toastって捨てるって時にも使うんか」と理解して、「toast, toast」と真似していた(面白いことに普通に通じてるんだな、これが). カタカナでは書きにくいのだが、(と)おぅ(すと)と発声したはず..... で気になって、後で辞書で調べてみても toast には捨てるって意味がどこにも載っていない. 確かに toast と言っているように聞こえたんだけど.


あとで、同僚の1人に聞いてみると, 実は「toss」だと. toastにはそんな意味はやっぱない. アルコールで酔っぱらったときには、「I'm pretty much toasted.」な使い方をするのだが. ついでに、「My stupid Windows box is toasted (=gone)...」なんて場合にも使えるらしい.


英語って間違って使ってしまっても、通じてしまえば誰も間違って発音や文法を指摘しない (だから、海外の学校で勉強すれば誰でも例外なく、ネィティブ並みのレベルの英語力を身につけられるってのは幻想. ちゃんとした英語力をつけるだけなら、日本国内で十分にできる. 逆に海外へ出てしまって、日本語がヘタクソになり、英語も日本語もどちらも使い物にならないという文字通り「どうしようもなく、使えない」状態になってしまう場合もある.). 知らないことはやっぱ恥ずかしがらずにしっかり聞くべきだなぁ、と改めて実感した. 無知に対して寛容 (foolproof) だ-.


Yadege Book!?

初めてプレーするゴルフコースでは、ヤーデージブック(yardage book)を買うようにしている. 距離の計測は目で見て測ればいいのだが、コースのレイアウト、ハザードの位置や、グリーンの形もろもろについては把握しにくいので、事前にヤーデジブックで調べ、できるだけ不甲斐ないスコアにならないよう戦略を立てるようにしている.


で、受付で1つ買うわけなのだが、「Do you have a yardage book?」とぼそぼそっと聞くと、なぜか普段何も問題のなかった"yardage" が通じない. 最後には、「I want one of these.」と目の前にあったものを手に取って解決したわけなのだが、その場では何が悪かったのかよくわからん.


後になって考えてみると, 「ヤディジブック」, yadege bookと言っていた気がする. つまり yardのrを抜かして、さらにyard-ageの後半のageが直前のdと混ざってa(エイ)の音を抜かして、yadege*1のように聞こえたのであろう. 正しくは、ヤーデエィジ (yard + age) になるはず.

*1:存在しない単語