学校事情(36): Industrial Affiliates Meeting

先日(5/2), うちの学科での毎年恒例行事であるIndustiral Affiliates Meetingという発表会が催された. Industrial affiliatesと称しているので, 産業界から人を招いて、Ph.D.の学生らが10分という限られた時間内で自分の行っている研究内容を紹介するというもの.


これまた朝の8:30amから最初の10分間プレゼンテーションが始まって, 最後の総括フィードバックセッション*1が終わるのが6:30pm. その間昼食と小休止がある以外は連続して学生の発表が行われる. 総勢28人. affilatesは大変だ.


これまた10分で自分の研究を皆に分かるように説明するというのが難題. 自分の研究グループ内で最近の進捗状況を10分で説明するように簡単ではなく、割と難易度が高い. これが30分程度あると逆に楽である. 10分のうち5分くらいは研究の背景や動機付け、目的を説明するのに当てられる. 特に自分の発表は4:30pmからだったこともあるし、聞いている方も「もー、どうでもええから、さっさと終わってくれぃモード」になりかけているため込み入った数式や理論の詳細を言うよりは、絵を多く使って概論を説明するような感じにとどめた (まだ込み入った部分にまで煮詰まっていないというのもあるかも). ということで, タイトルもシンプルに見ただけて何をやってそうなのかがなんとなくわかるものにした(つもり).


この日の朝, 今日は何を着ていこうってことでいろいろ考えたのだが, 「わざわざスーツにネクタイなんてしなくていいだろう, Qualsでもネクタイしなくてもいいと言われているし」という独断と偏見に基づいて、奇麗めなシャツとパンツ、セーターというなんとも中途半端な格好をしていったのだが、朝会議室へ行ってみるとみーんな、ネクタイ締めている.... が、自分の主義を貫くことは重要です. 実際, 20%くらいの人たちはわりとカジュアルな格好で, 中にはデニムをはいている人もいたので一安心. 西海岸ならではの現象? うちの教授はいつも通りのラフな格好で, パンツにデニムの半袖シャツという装い. さすが.

*1:NPOツアーで行われる客いじりセッションとは様相が違って, 純粋にaffiliatesからプレゼンや学科の教育方針について意見交換が行われる