ポッドキャストを聞く: GOLF SMARTER & GOLF LESSONS VIDEO PODCAST
英語を勉強するには、漠然と英語教材に取り組むよりも、好きな分野や仕事と直結した専門分野に関連した内容から勉強をすると持続させやすく、上達が速いと思う。という理由で聞き始めたのではなく、たまたまビデオ・ポッドキャストを探していて発掘した。
- GOLF SMARTER
- URL: http://teetour.com/podcasts/golfSmarterPodcast.html
- FEED: http://teetour.com/podcasts/golfSmarterPodcast.html
- ゴルフレッスンというと、とかく技術（フルスィング、ピッチング、チッピング、パッティング、バンカーショット）に重点がおかれがちなのだが、このキャストはSMARTにプレーするための秘訣を紹介しています。つまりは、コース戦略やメンタルコントロール、練習の方法などについてです。毎回のキャストでは、インストラクター、コース設計者、記者などにインタービューを行い、スコアを簡単に縮めるためのヒントを紹介しておりまする。頭の切り替えや、考え方次第でゲーム内容が大幅に変わるということがよくわかりますね。
次はビデオポッドキャスト
- Golf Lessons Video Podcast with Sven Ljungholm III
- URL: http://podcastgolflessons.com/PodcastGolfLessons/Podcast/Podcast.html
- 70を切ることが目標のゴルファーのレッスン・ビデオポッドキャスト。PGA instructorのレッスン(30分近くある）や本人による用具の解説、本人のラウンドの様子などが見られる。エチケットに関するキャストもある。
コース戦略を訓練する
何回も書いておりますが、、、
ゴルフの技術は活字で説明することが（絶対にできないとはいわないが）きわめて難しい一方、ゴルフが上達し、よいスコアをマークするには（もちろん猛練習を重ねて技術を磨くのが最良の道ではあるが、一般のアマチュア・ゴルファーにとって実際上それは不可能に近い)、ゲームの設計や考え方をしっかりたてるのが最短の方法だと思うので、わたしはもっぱら「頭のゴルフ」を語ることになるはずである。
ひょっとすると、技術ぬきにゴルフの上達なんぞあり得るかーーーと思う人がいるかもしれない。もっともな疑問ではあるが、ほどほどボールを打てる基礎的な技術を身につけているゴルファーであれば、ゲームの設計しだいで目覚ましいスコアを実現することが可能なのである。
ボビー・ジョーンズは「ゴルフは耳と耳の間でするものだ」といったそうだが、まさしく耳と耳の間ーーーつまり頭でプレーするゲームなのである。
中部銀次郎 ゴルフの神髄―新編もっと深く、もっと楽しく (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 中部銀次郎
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 文庫
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キャストの中で紹介されていたtipを書き出してみると、
- アベレージプレーヤー(ハンディキャップ: 10 〜 20)はボギー・ゴルフを目指すべし。そうすると精神的余裕が生まれ、肩の力が抜けてよいプレーができる。Par-4はPar-5として, 3打でグリーンにのせて、2パットという具合に攻める。
- ロングゲーム（ドライバー、ミドルアイアン）の練習を30分したら、同じ時間ショートゲームの練習をする。グリーンから40〜50ヤード圏内で打つことが多いから。
- テクノロジーの進化で道具の性能がどんどん向上しているにも関わらず、時代を追ってゴルファー全体の平均スコアがよくならないのは、頭を使う部分をトレーニングしないからだ。また、練習の仕方が非効率。ドライバーばっかり打っていませんか？
- ストレッチを十分にしなさい。
などである。
レッスンや個人のwebサイト、掲示板で強調されるのは、「どうやったら上手にうてるか」とか「最大で◯◯◯yds飛んだ」とかフルショットに関しての内容が多い。フルショット、パット、ショートゲーム力というのはゲームを組み立てる材料の一つである。それをどのようにうまくバランスよく組み立てるかはプレーヤの管理力次第。例えば、最高のトロと最高級の米、水、酢が手に入ったとする。それで握りを作るとする。それらを熟練した寿司職人に渡して作らせるのと、見習い職人にさせるのとでは完成品に雲泥の差が現れるのは明らか。スコアメイクをするのも似たようなことが言えて、個別の技術はそこそこのものをもっていてもいざコースへ出掛けるとボロボロに崩れてしまうことがあるのではないだろうか。逆に、大してボールが飛ばなくても、プレーに癖があったりしても、そこそこいい、90を切ってくるゲームをするプレーヤーもいる。スコアメイクに（練習場に通わないで）最短で効くのは、個々のスコアメイクの構成要素を巧みに結びつけるマネージメント力なのだ。
それにしても一昔前ならば、こういうレッスンの内容というのは本屋で本を買うか、レッスンプロにお金を払わないとなかなか教えてもらえないものだった (はずだ）。しかしながら、今では無料で簡単に手に入り、現在も尚、無料で使える情報が生産され続けている。更に動画も手に入る。こうやってレッスンの「道具」も発展しているが、果たして全世界のゴルファーのゲーム内容は進化するのだろうか。。。？
