四国銘菓, 御栗タルト (おんくりタルト)を喰らう。

(どうも最近 *[FOOD]タグがつくエントリーばかり書いているような気が。。。)
愛媛県の銘菓「タルト」に栗を丸ごと詰めた「御栗タルト」を戴きました。


実家近辺でかんたんにいただけるということは全くしらず、勧められて初めてその存在を知りました。「これだけ栗が(まるごと)詰まって、ボリュームがあって、一本(22.5cmくらい)1000円というのは、ありえない」そうです。

「御栗」と呼ばれるだけあって包装はすごく豪勢です。

まずは外観, 購入したときの状態

外のリボンと包装紙を取った後

箱のふたを取って開けた状態

紙の筒を開いて、中を開ける (乾燥に弱いためビニル袋に入っている)

紙筒の裏には「ハタダ御栗タルト物語」が印刷されています。

全国的に名高い、愛媛の銘菓「タルト」は今から三五〇年程前、当時の松山藩主 松平定行公 が長崎探題職兼務を命ぜられ、長崎に赴任された際、舶来の菓子「ターフェルト」(タルト)に出会い深い感銘をうけ、その製造技術を松山*1に持ち帰ったといわれています。

「ターフェルト」(タルト)とは、カステラの中にジャムが入ったものと思われており、定行公はジャムの替わりに「餡」を入れた和洋折衷の珍菓「タルト」を考案し、殿様菓子として愛され、久松家の家伝として受け継がれてきました。

明治より、愛媛県下の数多くの各菓子店舗にその技術が伝えられ現在のような愛媛固有の銘菓「タルト」として今に伝わり、銘柄もさまざまに製造販売されています。

ハタダは、昭和五〇年*2、従来の柚子入りあんの中にきざみ栗を配し伝統の中に新しい「ハタダ栗タルト」を創作いたしました。この新しい味は、皆様にご賞味され、ご好評を博しております。

そして、平成八年*3「ハタダ栗タルト」に再び新しい技術を加えるべく、さらにグレードアップして、その名もゆかしく「ハタダ御栗タルト」を創作いたしました。

「ハタダ御栗タルト」は、極軟栗をまるごと配し、北海道小豆に生柚子の香りを加え、カステラの命である卵の味と香りが絶妙な風味を醸し出す栗タルトの最高峰で、包装携帯も改良を加えて一新し、より上品に・・・・・・高級贈答菓子の逸品として、謹製いたしました。

ご贈答に、お土産に・・・是非ご賞味くださいませ。


商品の詳細はこちらまで:
http://www.hatada.co.jp/productinfo.php?code=202
http://www.hatada-kuritaruto.jp/

*1:愛媛県松山市

*2:1975年

*3:1996年