人の面倒をみなければいけなくなった。。。


さて、「研究室ミーティングで20-30分くらいで発表しちくり」、ということなので最近の進展と問題について発表しました。10-15枚くらいのスライドを用意しようと思って、絵コンテをつくり、PowerPointで作業してましたが、なぜか「終わりが定義できず」最終的に、40枚のスライドになってしまった。


これはありえん。適宜スキップしながら、質疑応答しながら、結局50分くらい要しますた。



さてそのスライドの後半は、今後1,2ヶ月で行う実験の計画を網羅しました。


で、この実験は実は、卒業ができなくて長年ずーーと居座っている人(student)に、なんとか論文(Ph.D.でなく、Engineeringという学位)を書かせて卒業させるための実験です。さすがに指導教官としても、何もなしに、放り出すのは良心が痛むらしく、データが出るまで辛抱強く3-4年耐えられたのですが、ここへきてついにあきらめモードに入っている模様。


ということで、私自身も、彼が取るべきそのデータが必要であり、それを拡張したことをしてみたいので、手伝う(=後ろから追い立てる、嫌な役、ゴルフ場のマーシャルに相当する役)ことになってます。それにしても3-4年もよく辛抱強く指導されたなー、と感服してます。。。僕は、3,4日で○X△□って感じですねぇ。。。


期末試験が終ったら一気に追い立てる、だな。


Engineering という学位

Stanford Universityの場合(他もわりとそうかも)、Master(修士号)を取得するには授業の単位を揃えるだけでよく、研究論文を提出必要はありませぬ (例外はあるかもしれませんが、一応ここではないとしてください)。Ph.D.とMasterの間に、"Engineering"という学位が存在します。Engineeringは、"Engineering Thesis"(エンジニアリング学位論文)の提出が義務づけられており、丁度日本の大学の修士号(+授業の単位)という感じかと。通常は、Masterを含めて、早くて2年, 通常3年くらいで終るものです。どこにでもある学位ではなく、ちょっと特殊な位置づけらしいです。