学校事情(25-2): 院生の生活, 1週間分 その2

その1 (http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20060308) の続き, 1週間の後半. ようやく完結したのはいいのだが、一応blogという性格上、一度このエントリを読んだ場合は更新された部分を再度読みにくるということはなかなか起こらないだろう.


4日目 (3/9 木)

このまま1週間分記録してしまうような勢いがあるが, 4日目.


6:40AM
起床. はてなグラフ に記録.


7:30AM
登校の途中, 昨夜書いた書類を速達で送るためキャンパス内のFedexの支店へ行くと, 閉まっている. アメリカは朝型の国であるというのは、ただの固定観念なのか? そもそもここ(シリコンバレー)は, アメリカのようでアメリカではない特殊地帯なので仕方がないのかもしれない.


9:00AM
Weekly Meeting. その後UCLAからの訪問者を迎えて、研究室紹介. 彼の飛行機の到着が1時間以上遅れて、後のJTPAツアーの案内に支障がでるかと懸念したが、杞憂に終わった.


12:00PM
JTPA SVツアーの一行がキャンパスに到着. そしてキャンパス内を簡単に案内させていただきました. その後パネル会場へ移動.


5:15PM
パネルディスカッションを開始. 結構好評で一安心.


7:45PM
梅田望夫氏の講演. 後半に言及されたentrepreneurshipについての説明が鮮烈. 1) muddle through (手探りで困難な状態に立ち向かう) ことを楽しむ精神, 2) tenaciousness, 絶対に諦めない執拗さ というのがentreprenurshipの本質. だから、これは何にでもあてはまり、特に自分の場合であれば研究活動は無論、なんと面白いことにゴルフにもすっぽりあてはまる. ここまで引っ張るとこいつはアホかと思われるだろうが、そう思うのだからこればっかりは仕方がない.


ウェブ進化論(しかも初版)に貴重なサインを頂くことができました. 感無量 (ミーハーだな...).



11:00PM
懇親会へちょこっと顔を出した後、研究室へ戻る.

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12:30AM
ということで帰宅. 悪知恵が働いてしまい、プロジェクタにPowerBookをつないでStarWarsを鑑賞する. 結局開始15分程度までしかもたず.... 3:30AMに完全就寝.


歩数: 24040歩


5日目 (3/10 金)

徐々に詳細を書くのがおっくうになってきたのだが, いきましょう.


7:40AM
起床.


9:30AM
登校. 実は登校前に20分だけ、芝の上で球を転がす.


基本的に実験装置のセットアップ. 実はこの実験(一言でいうと光電効果に関するデバイスのテスト)はうちの研究グループに研究資金を得る事ができるかどうかに最も大きなインパクトがあるので、自分の学位論文用の研究(制御工学)よりも現在必然的に優先順位をあげている. あと、自分のpublicationを増やすチャンスでもあるし, 結果志向型実力主義社会でもあるから、ちゃんとやるべきことはやっておきたいし.


12:30AM
lunchタイムに, driving rangeで休憩. 肝心のlunchだが、「夜にどうせ食事をとるからええかぁ〜」という意味不明な理由をつけてスキップした. ちなみに, lunch前に研究室には自分を含めて2人しかいない.


1:30PM
午後も午前中の続き. 5PMから開始されるJTPAツアーのパネルに間に合うように終わらせたかったのだが、結局6PMまでかかる.

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7:00PM
パネルの途中から参加.


とりあえず、「人に会うから帰る」と詳細を伏せて退出. だって、「研究室でミーティングしに帰る」なんていうと恥ずかしいでしょ. しかも金曜日の夜11時に.


11:00PM
帰還.

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ということで, ここ数日で完了すべきタスク一覧 (to-do list) を作成し明瞭な方針を確認,撤収. 外は寒いし、雨. こりゃ明日の朝は霜が凍って無理だな.


1:00AM
帰宅. 今晩はプロジェクタの大画面でepisodeIIIを鑑賞. 100インチくらいあるのかな? こんなの見てしまうと、自分のプロジェクタが欲しくなる.


4:30AM
明日(ていうか今日)にそなえて就寝. 起きられるかな?


歩数: 14090歩. (今日は移動はすべて車だったのだが、意外に歩いていた)


6日目 (3/11 土)

7:00AM
起床. 無事に起床.


8:50AM - 4:30PM
JTPAツアー最終日、ホテルにカンズメで朝から夕方まで4連続セッション.


6:00PM - 10:00PM
EFI 山村雅夫氏の講演
講演の概略: http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20060312/1142151982


10:00PM - 1:30AM
懇親会に出席 → 帰宅
なんか名残惜しいし、一言も言葉を交わす事ができなかった人たちが何人かいたのだが、明日に備えて退席(そういう打算的なわりと計算高い性格を、ちゃらぽらんに”改善”したほうがいいはずなのだが). さりげなく、記憶が散逸しないうちに, 山村氏の講演の概略を自分の日記へすでにアップ.


映画鑑賞をしようかと思ったが、就寝. 明日の晩にしよう.


歩数: 7235歩

7日目 (3/12日)

やっと日曜日. Another happy Sunday. (ktkr)

6:40AM
起床, グラフへ記入


7:30AM
研究室へ到着.

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また、それは同時に(自分にとっての)他人がやっていることであって、私が気にしてもしかたがないし、それは自分にとって損を招くだけである. 全くこの「人がどうこうしていることを、気にしてしまって本来の自分のパフォーマンスができない」というのは、現在のゴルフの課題なのだ. はっきり言って、技術的にはハンデ15前後, 最低でも86,87前後でプレーする力量はある. 何がそれを妨げるかというと, 「本来どうでもいい」はずの他人のプレーや, ささいな発言, 同伴者のルーズなマナー・エチケットに気をとられすぎなのだ.


「本来うまくいくことがごく希でミスするのが当然のスポーツであり, ミスは許容できなくてはならない」ということに気がつき実践できつつあるのはいいことなのだが、それでもハンデが下がらないのは上記の「他人とのかかわり」が問題だ.


9:30AM
彼奴がやってくる. にしてもようやるわ、この人. けど、うちのほうが早うきたでぇ. うちの勝ちやわぁ.

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「別に朝から研究室来なくてええよぉ」と言うが、私は朝型 (朝型wannabe?) なのでさっさと朝早く来て、さっさとやるべきことを午前中にやって、別なことを午後にやって、さっさと夜は帰って自由なことをする主義なんですわぁ、と説明. 結構、普段よりも声のトーンを落として喋ると説得力が当社比20-30%くらい増すみたいだ. やっぱ研究者って夜型が多いんでしょうか?

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11:00AM
やるべきことを終えたので撤収.


ちょこっと, 例のプロジェクターを利用して「Episode V」を観る. もうやめられません (www). ktkr.


1:00PM
The Bridges Golf Club (http://www.thebridgesgolf.com/) にて、Pingのdemo dayイベントに参加. 思わず、パターのフィッティングをしてしまう. G5i B60 (http://www.pinggolf.com/putters_g5i.html) とかいいかも.


5:30PM
夕飯. 久しぶりに平和で落ち着く食事.


10:00PM
帰宅後, 映画鑑賞の続き. せっかくなので今日はゆっくり寝よう. なにはともあれ、最悪の体調 (発熱+睡眠不足) にもかかわらず無事に帰還できてめでたし, めでたし.


今週は1, 2時間睡眠だった日が普段よりも多くあり, 本来よく寝ないと活動ができない自分としては、ちょいとしんどい.


しかしながら意外にも, 例えば今日(日曜) や昨日(土曜) なんかは割と少なめに寝ても、結構眠気に悩まされることはなかった (多少思考が停止していた時期があったのだが). 言換えると、自分で限界と思っていた線というのは実は限界でもなんでもなくて、単なる甘えだったということ. 今週の活動は割と普通 (JTPAツアー以外) であったが、これでもわりと余裕をとっていた方だったので、やっぱり今までは「(多かれ少なかれ) さぼっていたんだなぁ」と反省せざるをえない.


ついでに、朝6AMごろに起床, 7:30, 8:00AMがくるまでにはすでに一日の活動を開始しているというのもいい. そうやって、朝早め早めから働く習慣があれば、たとえ日曜/休日だったとしても早朝の時間をとても有効に使える (ある程度効率よく働いて、残りを遊ぶってことができる).


それでは、めでたし、めでたし.