鶏の白濁スープ鍋でおもてなし

seihiguchi2007-10-27


そろそろ鍋の季節が近づいてきました。


今回の鍋は、鶏ガラからとったスープで具材を煮ます。鶏ガラを2時間くらい煮ると白濁したスープができまして、具よりもスープを堪能する鍋となります。調理時間は、スープの量によりますが25リットルの寸胴鍋で2時間くらいでした。スープを煮る間に具材の準備もできますから、スピードはスープの調理時間に依存します。


まずは、メインとなるスープを作ります。スープさえできてしまえば、後は具を刻んで煮るだけです。

白濁スープの材料

  1. 鶏ガラ 4羽分
  2. ショウガ 1個
  3. にんにく 1個
  4. 日本酒
  5. 塩、胡椒
  6. 昆布 1枚
  7. 水 20リットル

まず水を鍋に湧かします。今日は贅沢にスープを堪能すること + 12,3人にサーブしないといけない、ために20リットルも作っておりますが、通常4-6人程度の鍋であれば、5リットルも作れば十分でしょう。水を湧かしているあいだに、鶏ガラを水で綺麗にすすぎ、ショウガは皮がついたまま3mmくらいの薄さにスライス、ニンニクは皮をむきます。水が沸騰してきたら、材料を入れて後はアクをとりながらひたすら煮ます。スープが綺麗に白濁するまで。


2時間程煮たらこのような色になりました。どうやらショウガとネギの色がスープに移り、少々黄色くなりました。これでスープは完成。

鍋の材料

  1. とりにく
  2. 豚肉の薄切り
  3. 豆腐
  4. 白菜
  5. 人参
  6. こんにゃく
  7. 水菜, 春菊
  8. ショウガ, 片栗粉, 醤油、ネギ

鶏肉は包丁で丁寧にたたいてミンチにし、おろしたショウガ、片栗粉、醤油、刻んだネギとこねて、肉団子にします。


完成です。 頂く際には、そのままでもよし、ポン酢や柚子胡椒をたらしてもよしです。七味唐辛子もいけます。このスープで白菜と豆腐だけを煮ていただくのもよいです。



最後は、雑炊でしめます。これがなければしまらない。ご飯に、残った水菜と春菊を入れ、最後に溶き卵でとじます。ご飯の代わりに、中華麺もあうかもしれません。ぜひ次回(がもしあれば)は中華麺で。