VAIO z505DX (1999年製)を現役復帰させる (Vine Linux-4.1でlinux-gpib専用マシンにする)


日本から一緒に海を渡ってきて今だに健在なPCがうちにあります (正確に言えば、PowerBookを買って以来、うちの引き出しに眠っていた)。研究室にはWindowsマシンが多いため, なかなか好き勝手にunix系のosが使えないのです。ちょっとした計測が必要なときに備えて、VAIO z505DXをlinux-gpib専用マシンにすることにしました。とりあえず立ち上げると、なぜかFreeBSD-4.8Rがインストールされていた。バージョン1.1の時代から使っていてこのマシンと相性のよいVineLinuxをインストールしました。もうバージョンが4になっていたのですな。。。


Vineの好きなところはいろいろありますが、インストールに関していいのはCD1枚で収まるコンパクトな設計であること。フルインストールにしても1,640MBしか容量を要求しないのは素晴らしい。Pentium II 333 MHz, 382MB Ram, HDD 12GB, というスペックですが、まだまだ使い倒せるはず。


linux-gpibのインストールおよびPythonを使ったテストはこちらの手順通りに行いました。

linux-gpib の設定メモ: PythonでGPIB機器を制御するための環境構築 (2006年2月)
http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20060201/1138866655


なぜかNI-USB-Bのfirmwareが自動でアップロードされない。調べてみると、fxloadコマンドがまずインストールされていない。Sourceforgeのサイト:
http://linux-hotplug.sourceforge.net/?selected=usb
からソースをダウンロードして, /usr/local/sbin にコピーした。


NI-USB-Bが認識されて, LEDが点灯したたのでマルチメータをつないでPythonでテストしようとした。が、Pythonのインストールがまずいせいか、linux-gpibのPython-bindingが上手く完了していない。この問題は直ちに解決するに違いない。(後日、単純にPythonをソースからインストールして解決)