スタンフォード大学

学校事情(47): 面白い英語表現 (だけどネガティブな表現)

話せば長い話なのだが、うちの研究室にいる(いた)学生の一人が幽霊部員と化してしまい、研究成果が全く出てこず温厚な指導教官がしびれを切らしている。で、そんな自然消滅したとか、いなくなってしまった人に対して使っていたのが次のような表現。 He's e…

学校事情(46): イベント, OPPORTUNITY JOB FAIR 2007

理系の学生を対象にしたキャリアフェアが開かれる模様。 http://soe.stanford.edu/ojf/index.html ポスターセッションなるものをあるらしくabstractを募集してるようなので、応募してみようかな。選考に漏れたら、、、、、 resumeだけ持って当日参加。。。だ…

学校事情(45): アメリカ学生ビザ(F-1)を大阪領事館にて更新, 24時間以内に延長が完了(自宅へ郵送完了)

キーワード: F-1, 学生ビザ, VISA, アメリカ, 延長手続き, 大阪領事館, DS-156,157,158 概要 2006年11月現在, 約半年後に有効期限が切れるF1ビザを更新する。ビザを更新するためには一度アメリカ国外に出国して、アメリカ大使館にて所定の手続きを行う必要が…

新築ビル (Varian II) に引越し

かねてから予定されていた新築のAstrophysicsビルへの引っ越しが始まった。 やっぱ、新築はいい。 map:x-122.1728y37.4291:map:w500

ASPE Annual Meeting 2006にて発表

ASPE (American Society for Precision Engineering), アメリカ精密工学会 (http://www.aspe.net) にて発表した。タイトルは (High-stability Temperature Control System for LISA) な感じ。今回の会は参加者数が500人近くに昇り、企業からの参加が多い…

学校事情(番外編): 日米教育の細い違い - プレゼンテーションの機会

アメリカの大学(院)へ来て、今更ながら思うのは、ここでは圧倒的に口頭で説明する機会が多いということだ。要はプレゼンテーションをする場が多い。例えば、授業をとれば期末試験の代わりに期末レポートと概要をまとめた10分程度のプレゼンテーションを課…

Annual Career Fair (キャリアフェアー)へ行く

卒業後の進路を考えねばならんちゅうことで、Career Fairへ行った。300社近い企業からリクルーターがキャンパスまでやってきて、学生らをリクルーティング、会社説明、インターンの募集などをするのである。土地柄のせいか、ハイテク企業とくにComputer Scie…

学校事情(42): 苦手な相手の対応(パート・3)

正直にいうと、自分にとっては 「隊長、◯◯の新型です!!」 といわんばかりの、人に出くわした気分でした。最初はいわゆる一般に通用する自分の常識が通じないため、酷く憤慨したものでしたが、それは自分の中のデータパックに登録されていない「新型」が登…

苦手な相手と上手に仕事をするには? (パート・2)

さて、先日に、理系の職場で比較的多く遭遇する性格の人たち(上司)と上手にコミュニケーションをする提案策を紹介しました。それは、 視覚情報(visual aid, イラストや記号)を交えて説明をする。 仕事のリスト(to-doリスト)を明記して、仕事の終わりを定…

苦手な相手(上司)と仲良くするには (理系編)

さて, 8/28 (MON)が、以前に出掛けて行った6th LISA International SymposiumのConference Proceedingの提出日ということもあり、以前この日記に一瞬だけ登場した特徴あるマネージャー君にラボの学生らは週末だというのに研究室に(任意)招集されて提出前の論…

取得が難化したSSN (Social Security Number)

この国は戸籍管理の仕組みがない代わりに、社会保障番号 (Social Security Number, SSN)というのを配布しております。これは市民権を持たなくとも, VISAで滞在している人たちも取得することができます。実質、このSSNは、銀行口座を開設したり、運転免許を取…

学校事情(38): いいかげんにそろそろ学位論文の最終的な構造を考え始める

えぇーと、最近しきりに「さっさと卒業して万年学生生活から早く脱出しよう」と考え始めているのですが、卒業するには学位論文を書かねばなりません。アメリカの大学院では、Ph.D.いわゆる博士号をとるために、何年勉強すれば授与されるという規則はないので…

昼食事情(2): 弁当を持参する

前回?とはうってかわって、今日の昼食は弁当持参である。この一帯の掟は、(独断と偏見で)「旨いものが食いたければ、自分で作る」のである。 サンドイッチ (トマト、レタス、ハム、チーズ)、パンは手焼きである。 フルーツ(メロン、チェリー) チーズケー…

学校事情(37): ある週末の過ごし方

前にも書いたかもしれないが、「週末はどうすごすのか?」と聞かれると とくに「週末」というものがないと説明 研究室へ行ったり, 家で作業している (平日と同じ) どっかへ出掛ける、ゴルフの鍛錬に行く などと言って適当(適切)にかわす. ということで今日…

学校事情(36): Industrial Affiliates Meeting

先日(5/2), うちの学科での毎年恒例行事であるIndustiral Affiliates Meetingという発表会が催された. Industrial affiliatesと称しているので, 産業界から人を招いて、Ph.D.の学生らが10分という限られた時間内で自分の行っている研究内容を紹介するという…

学校事情(35): 新居完成に備えての引越し

実は、晴れて今年の夏に新居が完成して引っ越しをする. やったー.map:x-122.1728y37.4291:map:w500 詳細URL Department of Project Management: http://cpm.stanford.edu/Varian2/alert.html

学校事情(34): Lunch事情例(1)

「昼飯は一体どんなものを食しているのか?」ということをあまり高くない頻度で聞かれるので, 本稿ではその一例を紹介してみませう. 名称: サンドイッチ 内容物: フランスパン (French roll) 野菜 (レタス, トマト, 胡瓜) ハム チーズは無し パンの両面にマヨ…

学校事情(33): 学位取得も運次第?

Wikipediaを彷徨いていると, 興味深い記事に出会った. Grad school と Ph.D.についてのエントリーなのだが, funding (お金, 資金)についての記述がわりと詳述されていてやはり誰にとっても切実なのだなぁ、と共感を覚えた. At some elite universities with …

学校事情(31): Ph.D.は無駄なのか

よく受ける質問の中で, こんなのがある. 「Ph.D.なんかを5年も6年もかけて時間を投資 (浪費) するくらいなら、大学を卒業してすぐに働いた方が生涯賃金は多くて, (金銭的に)より幸せなんじゃないか?」 収入に関しては一理あり. Financial literacyを身につけ…

学校事情(32): 海外で勉強することはリスクなのか?

最近, 次のような質問をされた: 「学位を取った後にアメリカで働くことはすごーくリスクが高いんじゃないか? (lay offされたら1ヶ月以内に職を見つけないといけないから)」 「日本を出て, アメリカの学校で学位を取るのはリスクを背負うと思うが, それについ…

学校事情(30-2): RAの行方や如何に!?

続き (前編)いつものことながら (過去3四半期同様), RA用のfunding (学生全員分) が学期が始まった後に確保される. どうも冬学期の間の活動をschool of engineeringのdeanに評価してもらえて, (緊急的措置として) 支給されることが決まったようだ. しかもこ…

学校事情(30-1): RAの行方や如何に!?

先日紹介したLISA, Laser Interferometer Space Antennaにおいては如何にして多数のノイズを除去するかを日夜研究がなされているのだが, 冬学期の間に取り組んだCharge Management System の実験がようやく, 2ヶ月の不断の?労力のお陰で動き始めた. Charge M…

学校事情(29): F1 VISAを更新するには --- 近い将来に備えてのメモ

F1 VISAの有効期限が次第に迫ってきている. 来年に切れてしまうのだが、それまでに学位を取るというのは不可能に近い. 万が一取れるとすると, Ph.D.を(2004年から開始して)3年で取ってしまうのだから、平均的な数字(4〜6年)から考慮しても自分の状況と能力か…

学校事情(28): LISA, Laser Interferomiter Space Antennaについて

LISA (Laser Interferometer Space Antenna)というのは, NASAとESAが中心となって推進しているプロジェクトの名称. 有人宇宙開発というよりも、無人のスペース・クラフトを使うもので、Space Science Missionとして分類され, 天文学、宇宙物理学的な分野のプ…

学校事情(27-2): 苦手と相手とつきあうための一つの解決策

近頃, 人間関係に頭を悩ませていたのだが、前向きな解決方法に辿り着いたような気がしている. それは、「相手のいいところを見つける」こと. 端的に言って、人はそれぞれ違っているのが当然であり、互いが互いの価値観や考え方を完全に共有し合うのは元来無…

学校事情(27-1): 苦手な相手とつきあう (実験)

>>あと、最近強く思うのは、「一生, 人から使われる立場で終わるのは嫌だ」ということだ. 「使われる」というのは、パートナーとして活動するだとか、ある種の尊敬を抱くような素晴らしい人たちに従って仕事をするということではなく、ロボットのようにただ…

学校事情(25-2): 院生の生活, 1週間分 その2

その1 (http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20060308) の続き, 1週間の後半. ようやく完結したのはいいのだが、一応blogという性格上、一度このエントリを読んだ場合は更新された部分を再度読みにくるということはなかなか起こらないだろう. 4日目 (3/9 木) …

学校事情(26): Door-to-door In-N-Out delivery business

超ローカル新聞, Stanford Daily で読んだ記事. 学部生が In-N-Out Burgerの配達サービスをはじめたそうな. 3人のsenior (4年生) が2月にサービスを立ち上げたとのこと. 記事によると, 学生らがオンライン (http://www.chompz.com/) で注文を受けて, 自ら買…

学校事情(25-1): 院生の生活, 1週間分 その1

院生がどういった生活リズムで生き長らえているのかを書いてみよぅ.以前に (http://d.hatena.ne.jp/seihiguchi/20051120/1133068033) でいくつかのパターンは書いたが, けっこう理想化されているので, 今回はちゃんとしたここ2日間のログである. もっと真面…

学校事情(23): カルロス・ゴーン (Carlos Ghosn)氏、来校

最近、感じることの1つに、ここ(シリコンバレー)にいる方が、例えば東京に住んでいるよりも、素晴らしい人々、普段はほぼ絶対に会う/(遠くから)見ることのできない人々に出会う機会が多くなったなー、ということがある. 今日は、日産自動車 社長兼最高…